BONSAI-LABO(盆栽ラボ)凜 係の者の日記

盆栽師の妻のブログ。店主が不在の際には係の者としてご案内させて頂きます。ブログに登場する盆栽は、ほぼほぼ店主が手がけたものです。

盆栽と鉢の素敵な相性

さてさて、本日もやってもやっても

終わらない、植替えとの戦いです。

 

カッチカチになった根っこの処理と合わせて

鉢も入れ替えちゃいます。

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水をあげた時に、しみ込みにくくなったら

植替えのサインです。

こんな風に根がパンパンでは

もう食べられないよ〜ってなってます。

 

 

 

こんなにすっきり、アケビちゃん

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さぁ、鉢選びです。

アケビはこんな実をつけるので

将来設計も必要です。

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保水性と言う面で見ると、大きい鉢に

するに越した事はないんです。

ビールがジョッキ大やった時の嬉しさと

一緒ですね。

 

 

あとは、松柏盆栽は泥物(でいもの)の鉢

それ以外は釉薬(ゆうやく)のかかった釉鉢が

一般的にはよく合うとされてます。

 

 

 泥物が登場してます。

内容はカオスなので薄目でご覧ください。

(しかも解説ちっさ)

bonsai-labo-rin.hatenablog.com

 

 

釉鉢は今回出てくる、色のついた鉢。

長石、灰、粘土やらの原料を混ぜて

鉢に塗って焼けば、ガラスの様に

コーティングされます。

 

 

傷が付きにくかったりするけども、

コーティングしてる分、通気性が悪かったり

良し悪しですね。

 

 

と、まぁ、色々ありますが

好きな鉢を選んでって下さいな

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みよ、このコンパクトボディ。

今回は攻めましたね。

鉢が小さい分、水やりは小まめに

必要ですが、大木感が味わえてイイネ!!

 

 

 

元はこちら 

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どちらが好みですか?

色々ルールはあるようですが、

自分の直感とセンスで選べばいいと思うんです。

 

 

難しくてもお気に入りなら

大切に育てられるはず!

 

 

 素焼き鉢に入っていたカリンも

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文人なので余白を持たせると

より意味ありげになりますね

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盆栽  鉢 でググると鉢の種類やセオリーを

真面目に解説してるサイトがありますので

気になった方は調べてみて下さいー(丸投げ)