ニレ科のケヤキとニレケヤキの違いがわからない件
今日は、街路樹の代表格としてあげられる
ケヤキにフォーカスを当てて見ましょう。
けやき坂があるギロッポンに
いっぱい生えてるみたいですね。
欅坂46の人気に便乗しようって魂胆です。
寒樹(この様に冬に葉が落ちて
枝だけになった姿)がホウキを逆さにした
形に似てるでしょ。
枝が細いほど美しいと言われてます。
すんごい密度!!
ここまで枝を増やすには、春には
集中して芽摘みをする必要があるんです。
芽摘みとは、枝を増やす為の技巧の一つで
今からこの枝達から出てくる全ての新芽を
この図の様に先っちょをカットしていきます。
新芽には来年、生えてくるであろう腋芽が
待機しているらしいので、芽摘みをした
拍子に刺激されて、枝がでてくるそうな。
それにしても作業量ハンパない!!
ホウキ立ちには、芯が立って枝分かれする
”芯立ち”と幹が二股に分かれてそれぞれが
枝を細かく出す”二本立ち”があります。
これは二本立ちですね。
芯立ちのケヤキ
また違った迫力がありますね。
芯が太いやつって、まさにこいつのこと。
樹種もあるんですよー。同じニレ科。
も〜素人がわからんくなるや〜つ。
アキニレ(秋楡)を盆栽界ではニレケヤキと
呼び、ケヤキよりも葉が小さくて
より大木感がでます。
やっぱり葉がないと、全部同じ木にみえる
係の者でした。