常滑(トコナメ)盆栽鉢の話
最近、鉢の話最近してないなーと思い
常滑焼きのご紹介です!
楽しくツッコミながらレッツゴー
12世紀末から作られる歴史のある焼き物です。
鉄分を多く含む土で、赤い色の陶器が有名。
これですね、見かけた事ありますか?
釉薬を使わず、焼き締めるのが伝統的な
陶器ですが、最近では釉薬を使った
色鮮やかな作品も作られております。
白釉辰砂かげ長方
ハクユウシンシャガケチョウホウと読みます。
白釉は白い釉薬で、辰砂はハナタツの色を
した砂の事を指します。
ハナタツ。よくタツノオトシゴと言われる奴。
ハ、ハナタツ‥
確かに赤でも朱でもないけど、
あえてハナタツに例える⁈
他、なんかあるやろ。いやーわからんわ。
白釉鉄砂釉混ざり 窯変内縁長方
ハクユウテッサユウマザリ ヨウヘンウチエン‥
はぁ〜、読むので疲れるわ。
鉄の砂が混じったまではわかるよ。
窯変ってのは、簡単に言うと偶然の産物で
なんか知らんけどええやん的な。
内縁は鉢の端がくるっと内側に巻いてるやーつ
さすが窯変、不思議な魅力があります。
海鼠釉長方(ナマコユウ‥)
ナマコ‥
なになに、海の仲間シリーズですか。
青地に白い斑点がナマコを彷彿とさせる。
実物は光が当たるとツヤがあって
とっても綺麗なので結構好きですよ。
蕎釉灰釉がけ竹節縁長方
ソバユウハイユウガケタケフシエンチョウホウ
‥ま、そっち系の色ね。わかりますよ。
陶芸の世界は奥が深過ぎますが、
それっぽい色を◯◯釉って呼んで
なんとなーく浸透していく感じ?
縁が竹の節の形をしています。
芸がこまかいですなー。
形も多岐に渡り、この角がカットされ
八角形になってるのも、なんや言うらしい。(「隅切りやな。」と、店主。)
おなかいっぱいなったんで、続きはまた今度。