【真柏】舎利のお掃除
幹の白骨化した部分を舎利(シャリ)
と呼びます。
枝は神(ジン)でしたね。
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舎利はお釈迦さんの骨のことです。
今日はこの真柏の舎利をお掃除します。
舎利は幹の生きてるところと
死んでるところをハッキリクッキリ
してあげると、より美しくなります。
もうちょっと舎利部分を増やした方が
バランスが良いので拡張します。
赤丸の部分が生きてるところ。
水吸いといって、その名の通り水を吸い上げる
部分なので、殺しすぎはご用心。
赤丸を掘りすすめると、幹の白い部分が
現れます(黄丸部分)
舎利にしたい範囲をここまで削ります。
生き死にの確認は叩いてみてもわかります。
死んでるところは水分が無いので
カラッとしていて、音が高いです。
生きてるところは逆に
ボンボンって感じです。
この決めた生死の境目を露わにする為、
ひたすら削ります。
気が遠くなる作業…
何事もコツコツです。
針金をかけて、少し枝を下げましたが
完成はまだ先です。
今日はここまで〜