芽切りの時期がやってきましたよ!
さあ、いよいよ夏がやってきたという天気になってきましたね。日差しが暑い!当店もやっとLABOにクーラーが取り付けられましたので、快適に過ごせるようになりました。
昨年までは、うだる暑さのなか、半ば廃人になりながらの作業…体の熱を取るために、若干ひんやりしている床(杉板)に寝そべっている店主を何度見た事か。もう、こんな光景とはおさらばです。
という事で、夏場のご来店も両手を広げてお待ちしてます!
盆栽界で夏の恒例行事といえば、そう芽切りですね。本とかネットでは、古葉を残して新芽を切ると書かれているかと思います。今日は黒松の芽切りをしたのでズームアップでお届けします。
この黒松どこが古葉で、どこが新芽かわかりますか?
そう、この赤丸部分が新芽ですね。他の葉と比べて、黄緑っぽいというかフレッシュなのわかります?新入社員ばりの、まだ荒波に揉まれていないフレッシュな感じ。
ここをマルッと切り落とします。大丈夫、また生えてきて9月頃にはいい感じになるので。
で、この残ったのが古葉ってわけです。ちょーっと見にくいですけど、新芽がごっそりなくなっているのわかりますか?
この時に古葉も全ぶ切っちゃうと、生えてくるはずの新芽が、生えてこないので気をつけてくださいね〜。
ほうほう、と興味をもって頂いた方は以下の記事でロジックを説明しております。よろしければ覗いてみてください。
bonsai-labo-rin.hatenablog.com
ちなみに、樹の枝の位置によっても芽切り後の新芽が生えてくるスピードが違うので芽切りの時期を微妙にずらしているというツワモノも。樹勢が弱い下の方の枝は、一番初めに目切をしてその1週間後に樹勢が強い、上の方の枝を芽切りする事で芽の長さを揃えるんですって。ぱねぇ
はーやっぱり果てしないわ。盆栽。