ミニ盆栽の世界
最近、急激に寒くなりましたが皆さまお元気ですか？
すっかり年の瀬にもなり、慌ただしくしている当店であります。
盆栽屋に嫁いでから思うことは、
「盆栽屋、正月のこと考えすぎてクリスマス忘れてる説」
と、検証はさておき今日は手のひらの上の盆栽をご紹介（脈絡もないけど）
全て樹高10㎝未満の盆栽です。
注：店主は朝青龍より手がデカいので、２割り増し（ ゜Д゜）でお楽しみください
この小ささをキープしている＝手間暇をかけた証明という事を表してますね。小さいの単体だとに大木に見える！
こちらは根上がりの五葉松
こんなちっちゃいのに立派に根上がりしてる。
長寿梅も小さく作り込まれてます。
小さいのに密度がすごいんじゃぁ〜 ※(これは１０cm超えちゃってました！)
こちらはマキギヌ。
祥石さんのカッコいい辰砂に映えて、小ささが一際目立ちます。
実物盆栽のピラカンサもきちんと結実します。
モミジ。手のひらの上で紅葉するなんて、なんて粋なんでしょう！！
ちなみに、この手の鉢は手作りでも、なかなか手に入らないので見つけた時が買い時ですよー！
【全部素敵】松竹梅ワークショップ
今日は松竹梅のワークショップです！
午前中は６名の方にご参加いただきました〜
あ、Twitterはじめます。
ブログに書くまでもないけど言いたいことをつぶやこうと思います。
よかったらフォローしてください。
松竹梅ワークショップ始まりました！会場と素材たちはこんな感じ #松竹梅 #ワークショップ pic.twitter.com/Tcx4riGP2r
— BONSAI LABO 凜 係の者 (@BonsaiLaborin) 2017年12月9日
いやーほんと十人十色ってゆーたもんで、個性あふれる作品ができあがりました。
あと、制作過程でもダイナミックに感性的な方、精巧に造り上げていく方と、みんなで性格でるなー！と終始ワイワイしながらの作業。
まずは鉢を選び、好みの松・竹・梅をピックアップ。今年は南天の葉も挿し色で。
鉢にレイアウトしてあーでもない、こーでもないとベスポジを決めていきます。
ここが一番楽しいところです。
各配置が決まれば、樹を簡単にお掃除したりして針金で縛り上げていきます。
さ、完成した作品をご紹介させて頂きますよヨ。
こちらの梅は昨年のワークショップに選んでもらったもの。
無事１年を越し、とっても元気で花芽もたっぷり。
樹がキラキラしてて大切に育ててもらったのがうかがえます（感動）
去年のがこれ。
枝もニョキニョキしてたんで少しカットし、今時の塩系男子に仕上がりましたね。
楕円鉢の優しい雰囲気と、梅の樹の攻めた角度が絶妙な甘辛ミックス！！
ライダースとシフォンスカート着こなしちゃうくらいのおしゃれ上級者。
梅がメインで威風堂々とした仕上がり！！
これくらい鉢が大きいと庭感が出で高級料亭の中庭みたい。鶴も楽しそう。
でも、このコンパクトなのも都会的でかっこいいんですよね！
色鉢とマッチしたCOOLな仕上がりで和洋どちらもいけそうです。
こちらもコンパクトな作品。
南天の葉がアクセントになって、梅の花が咲く前からめでたいムードでわくわくしますね。紅白の石もあって絶対良いお正月迎えられそう！
背が高めの松でシュッとしてますねー。
山（石）があって、小川（伊予砂）が流れている、見事に自然の風景を再現されています。
みなさんの自由な発想でとっても楽しいワークショップになりました。
花が咲いたら写メ送ってくださいねー
