ビフォーアフター (五葉松編)
梅雨の季節がやってきましたね。
当店では、水やりは雨の日でも
推奨してますが、雨が続いた時はどうするか?
水をやりましょう。。。
なんですが、次の晴れた日がポイント!
晴れた日は逆に乾かし気味にしましょう。
なぜなら、根が乾いてる時間も必要だからです。
ずっと濡れっぱなしだと、根腐れします。
どないやねん、
気 味 ってのが難しいんだよー!
って方は店主まで。こればっかりは
経験でしかないので、盆栽をよく観察して
あげて下さい。
さて、本日のビフォーアフターは
双幹の五葉松。
だいぶととっ散らかってますね。
芽の向きもバラバラ。
まずは、下向いてる葉を1本ずつ取り除きます。
それから、この樹は針金がかかってるので
ピシッと整列するようにミリ単位で調整。
整える時は、下から上へが鉄則です。
芽の数は減らす事は出来ますが、
増やせませんからね。
上めっちゃええ感じやのに、下の芽数少なくて
尻切れとんぼにならないように〜〜
盆栽と向き合うこと半日。
綺麗に整いました。
おんなじ樹か⁈と疑うほど。
非モテ女子がイメチェンして
イケメン彼氏できてハッピーエンド的な衝撃。
そうなれば店主もやった甲斐があった!
おまえも誰かの盆栽棚の上で輝くんだよ。
玉之浦ツバキの挿し木を採取してきました
今日は奈良の御所にある『大柏園』さんに
遊びに行かせていただきました。
大柏園はお手頃な鉢からレアもんまで、
何でもあって超楽しい!!
まさに、鉢のテーマパークや〜!!
と言っても、タイ ハク エンという通り
先代さんは真柏を得意とされていたそうです。
盆栽も大品から商品まで様々です。
ヤマアジサイが咲いてました。きれーい!
で、今日は玉之浦ツバキを挿し木で増やすべく
親木から枝をちょん切らせてもらいました。
挿し木って何って方は、以下参照。
bonsai-labo-rin.hatenablog.com
親木の写真撮るの忘れた…
もともとは2mくらいある大きな木。
玉之浦ツバキは五島列島原産の
幻の椿とも言われるとても美しい花。
店主は昔五島列島に住んでいることもあって
思い入れのある花なんです。
親木の枝をいい感じのところで切ります。
ハサミでチョキンとな。
この枝をそのまま挿しても、途中で半分に切って
2本にして挿してもOK
切ったところから根が生えるのを待つだけ。
大柏園さんで育ててる挿し木のツバキ。
葉っぱを半分に切るのは、葉から水分が
蒸発するのを最小限にして成功率をあげるためです。
ちゃんと育ってくれるかな=〜
ワクワク♪